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アンアン特別編集 女性のための防災BOOK ”もしも”のときに、あなたを守ってくれる知恵とモノ

アンアン特別編集 女性のための防災BOOK ”もしも”のときに、あなたを守ってくれる知恵とモノ

防災の備えに何を準備したら良いかわからないといった声を耳にします。東日本大震災発生以降、女性の視点から被災地や避難所で必要だったモノや役立ったモノ、あるいはなくて困ったもの、あると便利だったモノなど女性の本音もテレビなどでも紹介されるようになり女性が準備したいモノが知れ渡るようになりました。「アンアン特別編集 女性のための防災BOOK ”もしも”のときに、あなたを守ってくれる知恵とモノ」では、地震や災害の備えの指針となる1冊

 

東日本大震災が発生したとき生理用ナプキンが1人1個ずつ支給されました。しかし経血の量は、多い人もいれば少ない人もいます。たくさん使う人もいれば少しで足りる人もいます。私の場合、夜眠るとき漏れやすいから夜用かタンポンを使います。タンポンでない出血で汚れてしまうのでゆっくり眠ることもできません。2日目3日目は多い日用や羽根つき用を使いたいし4日目以降終わるころは、軽い日用の薄いものが使いたい・・終わりがけは、ビデでスッキリさせたい人です。おまけに、自分の肌にあったナプキンじゃないとなんだか気持ち悪い・・被災した地域の配布場所で「タンポンもナプキン(夜用と昼用)も多めにください」とは言いづらいです。ビデだってドラッグストアで買うのすらためらうぐらいですからね。阪神淡路大震災を経験した被災者たちは、東日本大震災の被災者へ、そして熊本地震の被災者へ女性の経験が生かされていく部分は多いです。

 

断水でお風呂に入れない日が続くので使い捨てビデでスッキリさせる、おりものシートを交換しながら洗濯ができない数日をしのぐ、大判ストールの活用法、オールインワンクリーム、スマホ充電器、筆記用具、メモ、懐中電灯、うがい薬、缶詰など準備しておくと良いものが紹介されています。


トイレが大変!―阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓

トイレが大変

阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 トイレが大変!―災害時にトイレ権をどう保障するか?2005年に出版された本ですが被災地での「トイレ問題」こういうのは、テレビで報じられていないだけにすごく読みごたえがありました。何は無くてもトイレの準備。非常食、保存食、水とともにトイレへの対応の仕方を考えさせられます。


震災非常食マニュアル緊急改訂版

震災非常食マニュアル

大災害が来る前にこれだけは備えておきたいBEST 100 2007年に出版され他hジョンの改訂版ですが東日本大震災についての記述は皆無です。軍隊用のコンバットレーション昔の人の戦闘糧食について相当詳しく記されているため実用的では無い印象を持ってしまいました。宇宙食HOTぐるべんは、入手困難な状況ですものね・・本ではかなり詳しくレビューを記載してあります。

 

震災非常食に関してフリーズドライ雑炊ホリカフーズのレスキューフーズ安心米パンの缶詰乾パンに関して詳しくレビュー記事が掲載されています。インスタントラーメンやレトルト食品が思いのほか役に立たないなど目からうろこの情報もありました。写真は、普通にキレイで食べたときの不味い美味しいも正直な感想が載っていて好感が持てました。

 

 


台所防災術 がんばらなくても大丈夫

台所防災術 がんばらなくても大丈夫

阪神・淡路大震災で被災した料理研究家の坂本廣子さん、坂本佳奈さんの著書。説得力のある内容とイラスト、保存食や非常食をごっそり買い集めて「これで安心」と満足していた私。でもいつ発生するかわからないのが災害です。非常食や保存食は、割高です。日常生活の延長で乾物などを備えながら消費し補充していくローリングストックを意識したいと思いました。

 

災害は起こってほしくはないけれど日頃からできることを増やしておく(例えば子供は、小刀やカッター・缶切りを使えるなど)のも立派な備えです。いざというとき、すぐに行政がかけつけて手をさしのべてくれるわけではありません。防災意識は丸投げではいけないと痛感させられる1冊です。

 

 

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僕はしゃべるためにここへ来た

僕はしゃべるためにここへ来た

フジテレビアナウンサーの笠井アナは、1000年に1度といわれる東日本大震災が発生後、被災地を1ヶ月に渡り取材をしています。番組の中でも涙もろい印象が強い笠井信輔アナが実際に被災地を訪れ自分はどうすべきなのか?人としてどう生きるべきなのか?といった葛藤とたたかいながら震災取材で自問自答しつつ報道する側の裏側まで書き綴った「僕はしゃべるためにここへ来た [ 笠井信輔 ]」。

 

視聴者である私達が見ている映像は、真実であり真実ではありません。現実を伝える報道は、批判の的になってもキャスターとしてアナウンサーとしてテレビで伝えるという使命で
伝えきれない真実を伝えています。