東海地震 赤ちゃんとママ 地震の備え

赤ちゃんに必要な物を準備する。災害時我が子を守るのは母親です

スーツケース

赤ちゃんは、新生児期(母乳orミルク)ネンネの乳児期、動けるようになる乳幼児期と必要なものは、ママが持ち運ばなければいけません。保育園児は、自分用のリュックに着替えをいれて小学校中学校の子どもは、自分用の持ち出し袋を用意します。非常持ち出し袋は高額ですが、入るスペースが限られています。たっぷりはいる大きさのものを準備しますが子どもが背負える重さかどうか確認しておきます。

 

赤ちゃんや乳幼児の持ち出し用の避難用品ですが外出やお出かけのときと同じもので構いません。東日本大震災で被災された3人のお子様がいらっしゃるお母さんは、自分と保育園に通う子どもの荷物用に大きめのスーツケース(持ち運べるタイプ)を利用していました。

赤ちゃんがいる家庭でママが準備したい災害用品

 

 

スーツケース

 

母子手帳 健康保険証と一緒に持ち歩く。※母子手帳アプリ育児記録アプリを利用するのもありかも。育児日記や写真を保存できる無料サービスもあります。マタニティメディアBabyPedia公認アプリBaby Smileが高評価。
紙おむつ サイズを確認しておく、便所が使えない場合赤ちゃん用の紙おむつに用を足しジップロックに入れておくと臭いが漏れにくい。
ポット(魔法瓶) 赤ちゃんのミルクを作るのに便利。災害時は、冷たいものより暖かいものがホッとできるので赤ちゃんがいる家庭でなくても用意したい。ライフラインが途絶えると電気が使えなくなるので魔法瓶タイプを準備する。(水筒でもOK)
粉ミルク 使い捨て哺乳瓶を用意シておくと便利かも。哺乳瓶がないときは紙コップで飲ませます。キューブタイプの粉ミルクは固形タイプは、簡単に調乳できて溶けやすく便利。
離乳食・ベビーフード アレルギ^除去食など口に合う合わないがあるので自分で用意しておく。
飲料水 ミルク用に水が必要、非常食も水で戻すものが多いので絶対必要。
大判おしりふき お風呂には、3~5日程度入れなくなります。大判のおしりふきは、赤ちゃん用なので肌に優しくできています。赤ちゃんの体を拭くのに使います。女性の場合、数日お風呂に入らない、シャワーが浴びれない、生理のあとなどは、デリケートゾーンに痒みが出たり不快症状が出やすくなります。災害時は、抵抗力も落ちているのでカンジダ膣炎を発症することも少なくありません。デリケートゾーンを清潔に保つためにも赤ちゃんがいない家庭でも準備しておきます。
ガーゼハンカチ 新生児は吐き戻すので必要、よだれかけ代用できる
ウェットティッシュ ライフラインが途絶えることを想定、水道が復旧するまでは必要
除菌スプレー 水道が復旧するまでは、必要
バスタオル・タオル 着替える時のカーテン代わりにも使えます。丸めてマザークッション(抱きまくら)代わりに使えます。
毛布 妊婦用の防寒、赤ちゃん用の防寒、車などにも積んでおくと便利。丸めてマザークッション代わりに使えます。
防水おねしょシーツ、おむつ替えマット 赤ちゃん用は、小さくてヨレたりずれたりする・・おねしょシーツ以外の場所で漏らされるので値段は高くても介護用の大人サイズ(大判)を用意すると便利。被害を最低限に食い止められます。
赤ちゃん用爪切り ここに説明文を入力
体温計 赤ちゃんは、すぐに熱を出すので体温計は必需品。おでこや耳ですぐに計れるタイプの体温計は不明確なことが多いみたい。熱があっても寝る・食べる・飲むができれば安心、反対にぐったりしている、おしっこが出ない、機嫌が悪い、母乳やミルクの回数が減っている、血便、緑色の嘔吐物には注意します。赤ちゃんの様子に気をつけます。
冷却シート・熱さまシート・冷えピタ 夏の熱中症対策に。あかちゃん・子供だけでなく大人も使えます。避難所生活が長引くとストレスで頭痛がひどくなることもあるので用意しておくと便利、未使用でもローリングストックで使いながら補充していくと便利。
綿棒 ベビー用の極細綿棒。オイルがついているタイプもあります。
ワセリン 手や顔がカサカサになるので赤ちゃんにも子どもにもママにも使えるねっちょり系保湿剤
ラップ 東日本大震災のときに旭化成は50万本もサランラップを送ったらしい。被災者に喜ばれたのは、お皿に敷いて使ったり割れ窓の応急処置、体に巻いて防寒。傷口に巻いて絆創膏や包帯代わりにする。紙がないときに油性ペンで書いて伝言板にもできる・・
使い捨て手袋 断水で手洗い出来ないときのために・・水道が復旧するまでは、何かと便利な使い捨て手袋。おむつ交換などに使えます。100枚入りが便利。サイズ確認しておきましょう。
虫除けスプレー 災害は、冬だけではありません。ハーブタイプ無添加の虫よけなら赤ちゃんの肌にも安心。
授乳用ケープ・授乳服 必要に応じてサイズにあった授乳ブラ、搾乳機、母乳パッド。産前産後は、アフターも響きにくいユニクロブラトップが便利。避難所は、老若男女の目線が気になり授乳がしづらい、授乳室の設置は後回しになりやすく、寒い場所や体育館の隅っこの冷たい床の上でおっぱいをあげなければいけなくなる。
ジップロック お風呂に入れるようになったら、1人分ずつジップロックに着替えやタオルを持っていける。使用済み紙おむつの匂いが漏れにくい
エマージェンシーブランケット 極薄素材で作られたブランケット。軽くてあたたかく防風防寒にあると便利、しかし避難生活が長引くとブランケットのカサカサした音でも近隣のトラブルになルノで注意が必要。
紙コップ 哺乳瓶がないときは、紙コップでミルクを飲ませます。
ティッシュペーパー おしりふきが不足した時、少量の水をつけて使う。災害時は、沐浴できないので体の汚れを拭き取るのに使う
ラジオ付き懐中電灯 持ち出し袋の1人1本とは別に懐中電灯やあかりとなるものをを用意しておく。情報を得るためにラジオ付き。手回し充電できるタイプが便利。
モバイルバッテリー 不安や孤独になりやすい子育て中でもメールやラインTwitterといったSNSの情報が心強い。スマホやiPhoneの充電に。端子の確認をしていおく
カセットコンロ‥カセットガス・やかん・鍋 カセットコンロ・カセットガス・ミルクの方はやかん、
はさみ 支援物資が届いたときにハサミが無いと不便
お菓子・飴・ガム 子供用、お母さんも授乳期は空腹になります。避難所など集団生活が長引くとストレスになるのでガムや飴・お菓子はあると便利
現金(小銭) 公衆電話で使う。
抱っこひも・スリング・おんぶ紐 余震が続いているときは、子どもの手を引いて移動するのも危険な場合が多いです。できれば抱っこで移動します。抱っこひもがない場合風呂敷やバスタオルなどで代用できます、
ポリ袋・ビニール袋

パッククッキングで利用。袋の中で混ぜ合わせることができる。炊飯器がなくてもご飯を焚くことができる、袋の上から握ればおにぎりができる。箸やラップを使わなくてもそのまま食べることができる。ゴミ袋は、防寒や雨合羽がわりになる

 

簡易トイレにもなる。使用済みの紙おむつのニオイ対策。手袋代わりに使える。

新聞紙 防寒、床に敷く。皿がなくても食器代わりに活用できる。携帯簡易トイレになる。
マスク(ママ用) 避難所は、風邪やインフルエンザにかかりやすい感染予防やすっぴん隠しに大活躍

 

家族に応じた避難グッズを用意します

 

我が家の子どもたちは、すでに大きくなり小学生・中学生・高校生なので自分の荷物は自分で持ち出せます。基本は、家に備蓄しておくものと各自一人分ずつの持ち出し袋という考え方で家族がはぐれても最低限行きていけるように水・軍手・使い捨てカイロ・食糧・懐中電灯・ティッシュ・着替えなどをいれます。赤ちゃんの荷物は、ママ・パパが持ち運びます。代用できるものもあるので必要に応じて準備をしておきましょう。

 

 

赤ちゃん

被災女性は、持ち出し袋に入れるペットボトルを500cc×2本ずつ準備してました。私は、地震が発生したら1.5リットルの飲料水を持ち運ぶの?と思っていましたが持ち出し袋に入れて持ち歩くのは、必要最低限の500ccが良いみたい。子どもでも大人でも自分用のペットボトルなら飲みやすい扱いやすいサイズだと思いました。


粉ミルク ママと赤ちゃん地震の備え

ミルク

東日本大震災でも熊本地震でも粉ミルクなど支援物資は、数日経たないと入ってきません。また明治乳業・森永乳業・和光堂・アイクレオ・ビーンスターク・雪印などこのメーカーが良いということもあると思います。災害時に便利な粉ミルクは、キューブタイプやステイックミルクです。

 

赤ちゃんによってはアナフィラキシーを引き起こしたり普通のミルクを飲ませると吐いてしまう子はミルクアレルギー用のミルクが必要になります。母乳だから安心!と思わないで!災害時は、避難所生活などストレスがかかり母乳が出なくなってしまうことも少なくありません。震災直後のショックや栄養不足が影響するのです。母乳を飲ませていても足りない分を粉ミルクで補充したいママもいると思います。

 

災害時は、液体ミルクも便利です

また割高ですが海外の液体ミルクも便利です。日本では、粉ミルクしか認可されていません。私は、母乳で育てましたがミルクだとお湯を沸かさなければいけない、新生児は哺乳瓶や乳首を消毒しなければいけない、粉ミルクをスプーンで測らなければいけない。お湯で溶かさなければいけない、人肌に冷まさなければいけません。といった手間がかかるので大変だな〜面倒だな〜粉ミルク買うのもったいない〜と自力でおっぱいを出さないと損をする!というケチケチ根性丸出しで自力調達いたしました。笑。

 

 

液体ミルクは、日本では認可されていないため個人輸入のネット通販で買い求めなければいけませんが災害時だけでなく外出するときもたくさんの荷物を持ち運ばなくても良いので非常に身軽で便利です。少々割高ですが、赤ちゃんがおっぱい(ミルク)を飲む期間は1年ほどなので災害時に備えて置くと便利かもしれません。賞味期限が短めなので確認して使い切るようにしましょう。

 

 


紙おむつ ママと赤ちゃん地震の備え

紙おむつ

地震発生直後から不足しリストにあがっていた紙おむつ。支援物資でも届けられますが、赤ちゃんの肌にあったメーカーやピッタリサイズの紙おむつが届くとは限りません。パンパース(P&G)、ムーニー、マミーポコ、オヤスミマン、トレパンマン(ユニ・チャーム)メリーズ(花王)グーン(大王製紙)、ゲンキ(ネピア)goo.N(エリエール)Huggies(ハギーズ)など色々なメーカーがあるので素材や通気性・肌触りなどで選んでいるのではないでしょうか?ちなみにうちの子は、メリーズでした。

 

うちの子は、このオムツを使うとお尻が真っ赤になってしまうという経験がある方もいらっしゃると思います。サイズは、新生児用、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、BIGサイズ、BIGより大きいサイズと展開しているので成長に合わせて準備します。赤ちゃんは、すぐに大きくなってしまうけれど、紙おむつは絶対に必需品。計画的に使いながら不足のないように準備しておきましょう。

兄弟

 

余った場合避難所で月齢が若い子に譲るといったこともできます。東日本大震災を体験された女性が赤ちゃん用の紙おむつの上に排便をさせた、大人の紙おむつの上に排便をして処分したそうです。余ってもったいないとい考えるより何も無いと代用もできません。備えておくのが正解です。

 

オムツが離れた子どもの中には、震災のストレスやショックで夜尿症になったりおもらしをするようになる子もいます。おねしょパンツなど必要になることもあります。おむつが取れても数年は、持っておいたほうが良いかもしれません。

 

おしりふきは、赤ちゃん用に作られているので肌に優しく低刺激。女性は、生理もあるので入浴やシャワーができないと蒸れたり被れたりします。赤ちゃん用のおしりふきがあると衛生的で便利です。うちには、小さい子がいませんが被災者の声を聞いてドラッグストアに買いに行きました!ビデもあるとさっぱりします。合わせて準備しましょう

 

 

赤ちゃんがいると周りに遠慮してしまい避難所まで行かずに在宅で避難した家族も多かったようです。避難所にも欲しいサイズや欲しいメーカーの物資(紙おむつ)が届かなかった、在宅で避難した被災者が紙おむつは、買い置きをしていなくて困ったと話しておられました。

 

 

普段から、ニシキ、アカチャンホンポなどの布おむつや、ニシキベビーネンネ キングベビーなどコンパクトオムツを使っているママの場合・・余震が続く中電力が止まってしまうことや停電もありえます。地震災害時は、断水や水不足も懸念されています。
電力供給が始まらないと紙オムツを洗うことも出来ないのです。普段は、布オムツ派のおかあさんも使い捨て紙オムツは、必需品です。


寝ぐずりに新生児から使える抱っこひもスリング・エルゴ

うちの子どもたちは、すっかり大きくなりました。下の子の赤ちゃん時代も遠い昔の話(13年前の2004年)です。アップリカやコンビの抱っこひもや3wayのおんぶ紐を使っている人が多くて私は、コンビのニンナナンナで揃えていました。義母は、昔ながらの本物の?おっぱいのところがバッテンになるおんぶひもを使っていました。今は、産院で助産師さんがスリングをすすめるようです。

 

昨年知り合いの子(27歳)が赤ちゃんを出産したのですが、お風呂に浮き輪を使っててカワイイのなんのって!抱っこひもは、スリングを使っていました。首がすわらない新生児のときも使っていたから便利なものができたと思いました。私は、おんぶと抱っこができるタイプを購入しましたが抱っこひもは、おんぶしても抱っこしても肩が凝るので「スリングって肩こらないの」と聞いてみたら「抱っこひもは肩で支えるけどスリングは背中で支えるので赤ちゃんとぴったりくっついているので肩がこらないって助産師さんが言ってた」と話してくれました。

 

スリング縦抱きにも横抱きにも対応しているし確かに密着していれば重さを感じにくいし赤ちゃんもよく眠ってくれそうな気がしました。知り合いの赤ちゃんは、いつ会ってもぐずったことが無いんですよね〜〜私の子育て時代には無かったけれどオシャレでカラーバリエーションも豊富で洋服にも合わせやすい!1子どものサイズに合わせやすいので長く使えそう〜〜災害時他の使い方(授乳ケープ代わりに)代用できそう!と思いました。

 

私は、上の子を出産したときも抱き方が下手で慣れてないから腱鞘炎になってしまったりおんぶ紐や抱っこ紐は、よだれやおしっこで汚れても乾きにくいとか洗いにくいといったデメリットもありました。赤ちゃんと一心同体で密着するので寝ぐずりもしにくいそうです。いつでもどこでも使えて持ち運びも軽くて便利なスリングですが、海外製は、日本人の体型に合わないことがあるので日本製のほうが良いかもしれません

 

 

 

抱っこひもエルゴergobabyも人気

 

辻希美さん、木下優樹菜さん、市川海老蔵さん、根本美緒さん井上和香さん、スザンヌさん、東原亜希さん、EMIさん、友利新さん松嶋尚美さん、山本モナさん、ほしのあきさん、筆岡裕子さん、森貴美子さん熊田曜子さん、畑野ひろ子さん、中澤裕子さん、AKINAさん、福田萌さん、インリンさん、スザンヌさん、はしのえみさん、辺見えみりさん、ナタリー・ポートマンさんくわばたりえさん、小原正子さん


母子手帳・健康保険証・診察券は必須。

母子手帳・健康保険証・診察券は必需品です。最近は母子健康手帳の内容をデジタル化する母子健康手帳アプリが利用できる市町村も増えています。岐阜県では、羽島市が運用を開始しています。健康診断や予防接種・成長記録グラフなどが組み込まれています。

 


災害時密封できて濡れない漏れない小分けにできて便利なジップロック

東日本大震災の被災女性が、あるろ便利だったものにラップ・新聞紙・ポリ袋・ジップロックをあげていました。ジップロックは、食品を入れるだけでなく排泄物を入れても密封できるので臭いが漏れにくく便利だそうです。ただしジップロックの耐熱温度は100度なのでパッククッキングなど湯煎にはむいていない

 

災害発生から数日経つと自衛隊の仮設風呂に入ることが出来ます。お風呂は、男女別なので子どもたち(男の子)のお風呂セットや着替えを入れて持たせたそうです。ジップロックは、油性マジックで名前を書けて帰りは濡れたタオルを入れてくれば他の荷物が濡れません。自衛隊の仮設風呂(屋外入浴セット)は、男女別で7時間ほど解放(熊本地震の場合)シャワーが完備されておりボデイソープやシャンプーなども揃えてあるそうです。

 

 

家族や子どもの数に応じて何枚か揃えておきたいジップロック

 

ベビー服

被災女性は、ジップロックは、密封できて濡れない漏れない小分けにできて便利だとはなしてみえました。持ち出し袋の小分け(着替え用)(タオル用)(赤ちゃん用)(絆創膏や包帯消毒用)(生理用品用)((カロリーメート用)にもジップロックを活用していました。